『巻末の収支決算、どうなる?』
主人公は自信過剰のがめつい金の亡者。
現実の世界においても、フィクションのファンタジー世界においても、金は大事です。無いよりあった方がいい。
でも金のためなら何でもアリではなく、金よりも大事な譲れない線があるはず。
…ということを、ファンタジーの世界で描いています。
決まった時の主人公、かなりカッコイイです。でも欲かいてかえって大損こいた時はバカキャラで笑えます。このギャップが、『借金だらけの魔法使い―ハーモナイザー・エリオン』から始まる本シリーズの魅力ってことになりますか。
サボリまくりの割には地道に一番儲けているのはノッチですよね。
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