『経済的ピンチ脱出の良質な手引き書』
この不景気による生活苦で自殺を図る人も少なくなかろうと想像する昨今、
自分自身も先行きの不安を感じながら暮らしていますが、
どうしようもなくなっちゃった時には、
頼っていいんだということを、この本に教えてもらえたように思います。
こういう制度を安易に利用するのは良くないけれど、
本当に困ったなら、遠慮や気兼ねで敬遠する必要もないのだと。
気持ちがかなり楽になりました。
単に「楽して暮らそうよ」と、
ずるがしこい考えをセンセーショナルに助長するのでない、
本書の姿勢には好感を持ちました。
生活苦に悩む人にとっては実際の手助けとなるだろうし、
大袈裟にいえばこの本のおかげで、
命が救われることもある気がします。