『やくざ間の抗争』
クレジットは１９９９年となっています。周りの面子は、山本太郎、竹井みどり、いしのようこといつもと同じです。今回の事件はやくざの世界の変貌を反映しています。昔のような法と現実の境目を極道ののりでわたっていくことはますますむずかしくなり、やくざも頭を使いどのように大企業とのコネクションを維持していくかが、生き残りとしのぎの鍵となってきています。その中で志賀勝が扮する福永は時代に取り残された極道の代表のようなものです。そしてコンサルタントに姿を変えたやくざ間の抗争も激しくなる中で、自分の弟分に、将棋の駒としてはめられることになります。最後は、いつものとおりの逆の脅迫によって、一件落着となります。今回は尼崎のマンションが舞台となります。今回のしのぎはグロスで２億２千万という巨額なものですが、マンションの立ち退き料１０００万掛ける６人（６０００万）、そして下請けの借金と補償量５００万（？）、そして志賀勝への一億、借金の残り１５００万強、などを除くと、３０００万ぐらいですか？