『老若男女問わずに読める』
借金の入門書と言える内容だと思います。
肩肘張らずに借金に対する知識を学べる良書だと思います。
細かいノウハウ本と言うよりは巷に蔓延る誤解や偏見を解く内容が
多く感じられます。今、借金に無縁な方でも是非予備知識として
一冊持っていても良い本だと思います。
著者は常々、債務者を被害者と見る事を疑問に感じておられる方です。
一方的な視点から書かれた本ではありません。
一般的に債権者は、債務者とは比べ物にならない知識を持っています。
得てして債務者は無知な場合が多く、結果的に債権者に迷惑をかける
場合もあります。
ですから「金」という「劇薬」とうまく付き合って
いく為に、こういった入門書は必要不可欠だと思います。