『少なくとも勇気の出る本』
この本は借金を負担無しにするテクニックの他に筆者の人生観なども
述べられているのが「借りた金は返すな」との違いだと思った。
僕がこの本で改めて感じた事は金融機関の扱っている金というものは
金融機関が売り出している金というあくまで商品であって車のリースと
なんら変わり無い、だから返済不能の事態に陥った客に対して高圧的に
なる態度ははなはだおかしい。
金融機関の見込み違い、リサーチ不足を徹底的に批判しているのには
改めて勇気が出たし日本人の借金という観念を根本から変える可能性も
秘めていると思った。
それと筆者の人生観は結構良かった。
何か聖書の一冊に相通じるものがあってタイトルとはまたガラリ違って
いるのが新鮮だった。